なにかで使われていた資源が、また何かに使われる。
そうやってプロダクトサイクルが再起動して、輪廻転生よろしく同期する。
この世は資源にあふれていて、想像と創造が尽きなければ、延々と脈々と転がっていく。
このことに時間を割ける裕福さが必要で、だから日本で言うと近代以前のほうがよほど豊かな世界であったのかも知れない。
実際のところ、ビジネスとして扱うにはよほどのシンパシィか、よほどの包容力か、よほどの裕福さが必要なのかも知れない。
チャレンジでもある。
し、冒険でもある。
ただ、遊びとしては意外と成立しにくい、と思う。
すべての人、すべての世界が、その転がりにたやすく手を添えてくれるなら、坂本龍一さんが言ってたこと、めざしていた世界が、少しは近づいて来るのかも知れない。
無理だろうか?
いつかおとずれる未来となるだろうか?
水や木や土が、密輸されたり高値で売買されたり、そんなSF小説のようなことにはならないだろうかと、とりとめのないことを考えたりもする。
もともとなにかに使われていた資源が、また何かに使われる。
新しいかたちになってまた使われる。
・・・といいな。
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